英語でレッスン
- maikolucky
- 8月13日
- 読了時間: 3分
私のピアノ教室ではご希望いただいたら英語(アメリカ英語)でピアノレッスンをしています。
以前からレッスンに来てくださっている生徒さんも、高校生になったのを機に英語でのレッスンをご希望くださり、最近は英語でレッスンしています。(時々うっかり忘れて日本語のままレッスンしてしまうこともあったり、、、💦)
言いたいことがいろいろある時、思わず早口になってしまうこともあって、「ほどよいスピードではっきり話す」は私の課題です。もしかしたら高校1年生は知らないかも?というような単語が私の口から飛び出してきた時は楽譜のはじっこにその単語と意味を書いておきます。例えば、この前は 'sacrifice' 犠牲、犠牲にする、という単語でした。'structure' 構造という単語の時もありました。
以前に来られていて大学進学を機に教室を離れていかれた英語でレッスンの生徒さんは、たま〜に伝わらなかった時に「ちょっと今のはよくわからなかった」という意思表示をしてくださったので日本語でしっかりフォローしつつレッスンしていました。
ソナチネを弾かれる小学生や中学生の場合のみ英語がご希望でも日本語でレッスンさせてもらっています。もちろんレッスンの中でソナチネ以外の曲を英語でレッスンするのは可能かもしれませんが(まだ未経験)。なぜソナチネのみ日本語かというと、アナリーゼ(楽曲分析)が書かれている楽譜を使っていただくので、その説明が必然的に日本語になるからです。ソナチネのように「型」が決まってくるような曲はただ音を追っていくだけでなく「起承転結」のような型を学ぶ必要があります。提示部や展開部などです。なのでしっかり理解してもらうために、ここはどうしても日本語がいいのです。
ところで、この英語でレッスンですが、相手(生徒さん)が日本語を話すのに私一人が英語を話すというのはけっこうchallenging(困難だがやりがいのある、能力が試される)なことだというのはやり始めてみてわかったのですが、それにもずいぶんと慣れてきました。ここ北九州市は政令指定都市ではありますが、福岡市よりもずっと「地方」の色合いが濃いところです。そういうところにいて、英語ができなくてもあまり困らないのかもしれないけれど、もし英語がわかるのならわかるに越したことはないと思うんです。
将来どんな業種で働くことになるかわからないこどもたちは、可能性を広げるためにも英語が使える方がいいでしょう。だんだん英語教室の宣伝のようになってきましたが、英語を教えてはいません(苦笑)。英語を使いながらピアノを教えています。私は40年以上ピアノを本気で学んでいますので、ぜひその学びを皆さんとシェアしたいと思っているんです。
「じゃあ英語を教えれば?音楽って必要ある?」って思います??いえいえ。音楽って尊いんです。私、五感に訴えるものを磨くのは人間として大切だと思っています。音を楽しむとか、美を感じるとか、味わうとか、人間が人間らしくある素晴らしいところだと思っています。すぐ仕事に直結するスキルとか社会が動くための実務的な能力が縦糸なら音楽は横糸といったところでしょうか。音楽や踊りなど人間が太古の昔から必要としてきたものは、やっぱり私たちには必要なものだと信じています。
本題から脱線してしまいました。英語でレッスンの話でした。とはいうものの、ほとんどの生徒さんには普通に日本語で楽しくレッスンさせていただいています!いずれにしても、楽しく音楽が学べれば(←ここ大事)OKです!
英語でレッスンをしている時の音声を少しだけ載せます。どんな感じなのかお分かりいただけるかなと思います。この録音ではずっと英語ですが、レッスンの最初から最後までずっと英語というわけではありません。生徒さんは英語でも日本語でも好きなように話してくださっています。英語教室ではないのですから!



コメント