①空気振動 ②バッハ
- maikolucky
- 2025年12月1日
- 読了時間: 3分
今日から12月に入りました。この前まで暑かったような気がするので、師走と言われてもいまいちピンときません。とはいえ、先日、秋の小さな演奏会を無事開催いたしました。お越しくださった皆様には本当にありがとうございました!
①空気振動
さて、先日調律師さんが来てくださいました。終わって少しお話ししていたとき、ヘッドホンやイヤホンの音が直接耳に届くことについての話になりました。ヘッドホンから聞こえる音を聞き続けると耳が疲れるような気がするし(個人的見解)、ヘッドホンを外した後ふつうに音を聞くとなんだか耳がホッとするんです。やはり空気が振動することで音が響き耳に届くことが耳にとって自然なのかなと思います。そういう意味ではヘッドホンよりはスピーカーで聞く方がいいですね。でも、スピーカーという機械を通すよりも生の音を会場でダイレクトに聞くのが一番いいです。なんというか、例えるならば、会って顔を見て話すのと、電話との違いのような感じでしょうか。会って話す方が同じ話でも細部の雰囲気までわかったりすることってあると思いませんか?そういう感じで音楽も生の音を聞く方が多くの情報を受け取れる気がするのです。
そして、自分が弾くときに「音は空気を振動させて広がっていく」と思ってみることはもしかしたら良い影響があるかもしれない、と最近レッスンしていて思いつきました。もし普段電子ピアノでヘッドホンで練習していたりすると、ホールの隅々まで音が広がっていく、という感覚は得にくいのかもしれないと思います。自分が弾くとき、音は空気を振動させて広がっていくのです。自分の周り半径1メートルくらいで「そば鳴り」してしまう場合も、遠くまで意識を広げて音を聞くために、空気を伝わって音はどんどん向こうまで広がると思って弾いてみることは何か良い結果を生み出すかもしれませんね。
②バッハ
最近バッハのフランス組曲をレッスンをした時のことです。その方の演奏はロマン派を感じるバッハだったのです。テンポが揺れているわけでもないのに何がロマン派を感じさせるのか、なぜしっくりこないのか。考えながら聞きました。そして思い至ったのは拍感です。聞いている私が一拍目(ダウンビート)の感覚を共有できない瞬間がたびたび訪れるのです。聞いていてどこが一拍目かわからなくなって。ダウンビートは強弱のことではなく、そこに一拍目が来るということを弾いている人が感じるかどうかの問題です。その方にはレッスン中にブランデンブルク協奏曲を一緒に聞いてもらって、演奏者と一緒に拍感を感じるということを体験してもらいました。演奏者が拍感を感じていれば自然と聞いているお客様にも伝わるものです。そしてその拍感を共有することは私の中では「気持ちのいい」感覚です。
私の大好きなブランデンブルク協奏曲のYouTubeをシェアします。ぜひ聴いてみてください!😊



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