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最近のピアノレッスン

maikolucky

最近、3歳の女の子がピアノ教室に来てくれるようになりました。これまで4歳が最年少だったので3歳は初めてです。この辺りの年齢だと、1年の違いは大きいです。元気いっぱいの3歳の彼女の集中力と興味とご機嫌を観察しながら、できることから始めています。まだ習い事という意味もよくわからない年齢でも30分間楽しく音符と鍵盤に触れること、そして一つでも二つでも持ち帰ってもらってできるようになることで少しずつでも確実に進んでいます。


小学生や中学生には「今これが弾きたい」という曲があれば(とんでもなく無理でなければ)なるべく弾かせてあげたいと思っています。当然、ちょっと難しすぎるかもしれないと思う曲のこともあります。でも、私もそうですが、弾きたい時に弾きたいものが弾けるっていうのはすごく幸せなことです。難しかったら本人にとってもいろいろな気付きになるでしょうし、好きな曲だからがんばれるのです。


大人の方のレッスンはまったく別の楽しさがあります。昔ピアノを弾いていた方がもう一度始めたいとレッスンに来られることが多いですが、ピアノを弾くと昔からの身体の癖がいろいろな邪魔をすることがあります。力む、音が硬い、体が固くなる、音が響かない、などそれぞれの方の状態を見て聴いて、一緒にいろいろやってみながら改善策を探していくのですが、改善し始めると音が変化していきます。身体を楽に使ってピアノを弾くというのは、言うのは簡単だけれどなかなか難しい。でも身体が楽になったかどうかはご自身で感じられるから、成長も実感できるのだと思います。楽譜の中身を読むという作業をご一緒にしても、大人の方は人生の経験を積んでおられる分、子どもたちとは違った理解力があって曲を深く味わってくださるようです。


生徒さん方は皆さま年齢こそ違いますが、レッスン時間中はそれぞれひたむきに音楽と向き合っておられます。大人も子どもも忙しい毎日の中でなんとか時間を見つけて練習してレッスンに来てくださるので、私とのレッスンの時間が豊かで幸せで有意義なものであるようにベストを尽くしています。そして生徒さんたちとのそういう濃い音楽の時間はなんとも幸せな時間なんです。



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