春の弾きあい会
- maikolucky
- 3月31日
- 読了時間: 3分
教室の弾きあい会を先日3月29日に行ないました。カジュアルな会で、ウォームアップとして全員スケールを弾くところからスタートして、くじ引きで決めた順番で一人ずつソロを弾きます。全員弾き終わると、私が一人一人にコメントを伝えて、もう一度全員ソロを弾きます。今回、会場のピアノは低音がすごくよく鳴るスタインウェイで、響きのある部屋だったこともあり、ご参加くださった皆さまにはいつもと違う感じを楽しんでもらえたのではないかと思います!(ほとんどの方は緊張しておられたので楽しめたかどうかは不明ですが)
この日に向けて皆さん数ヶ月練習してこられたのですが、生徒さんによっては前日のレッスンで状態が崩れてしまっていた方もおられて、やはり本番に照準を合わせてベストな状態に仕上げるというのは難しいことだと思いました。直前のレッスンで崩れている場合、元に戻せる時間はなく、また本人もうまくいっていない自覚があるので、とにかく練習の仕方と気をつけることを2つ3つだけ伝えて本番になりました。前日にいろいろ言うと混乱に繋がるのでお伝えすることは最小限にとどめます。本人の努力の結果、本番の方が前日のレッスンよりずっと良い状態になりました。
弾き始めて曲が進むにつれてピアノに合わせてバランスが良くなったりする方もあって、こういう経験は本当に大切だと改めて思いました。自分の楽器を持っていける弦楽器や管楽器と違ってピアノはそこに置いてある楽器を使わなくてはならず、その楽器からできる限りの良い音を引き出して奏でるということがとても難しいのです。ピアノの鍵盤も軽いものから重いものまで様々ですし、ペダルだって踏みやすかったり少し固かったりいろいろあります。今回のスタインウェイのように低音が響くけれど高音はそうでもないというようなピアノもあります。そこにある初めて弾く楽器から出てくる音をよく聞きながら、自分の思い通りの音楽になるように調節しながら弾くことがピアノ弾きには求められます。家で弾いたときの感覚通りに弾いても同じ結果にはならないのです。ですからいろいろな会場でいろいろなピアノを弾く経験をすればするほどそういう感覚が磨かれていくと思います。
今回は弾きあい会から1週間後に東京で演奏予定のある方もおられました。昨年受けたコンクールで入賞されたので受賞者演奏会があるのです。サントリーホールのブルーローズで弾ける機会なんてなかなかないことですし、審査をされるわけでもないので、ピアノも響きも雰囲気も全てを楽しんで弾いてきてくださったらいいなぁと思います。
春の弾きあい会が終わると新年度です。皆さん新しい曲になってフレッシュスタートですから気持ちも新たにがんばっていきましょう!




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