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アメリカでのこと

maikolucky

更新日:2024年7月24日

5月末から11日間ほど5年ぶりにアメリカの北カリフォルニアに行って来ました。主な目的は友人に会うことと久しぶりのサンフランシスコオペラを生で見ることです。恐ろしいほどの円安ということもあって、友人の家に泊めてもらい買い物などはほとんどせず、ゆっくりしました。久しぶりの朝から晩まで英語のみの生活!単語や言い回しが抜け落ちているなぁと感じました。。。英語的な表現が出にくくなっていて。。。自分の英語の状態がよくわかる日々でした。


今回泊めてくださった友人は今はリタイアしたプロのヴァイオリニストなので、泊めていただいている間に数回、夕食後の団らんの時に一緒に演奏して楽しみました!きっとむか〜しむかし、まだ世の中にテレビなんてない頃はこうやって家族や友人と一緒に演奏して楽しい時間を過ごしていたんだろうなぁと思いを馳せました。今の時代もこういう風に普段の家の中という身近なところに室内楽を演奏する機会があるといいのにな〜と思いました。それに室内楽をすることで、一人で演奏するより他の人がいるからもっと楽しい時間を過ごせるよねという「室内楽の楽しみの基本」を強く感じました。思い返すと、今回の旅のハイライトはこの食事の後にリラックスした中で室内楽を楽しむ時間だったと思います!!


サンフランシスコオペラでは現代的な演出の魔笛(モーツァルト)を見ました。今どきこういう感じのが流行り??なのかは知りませんが、デジタル技術との融合みたいな舞台で、アニメを見ているような印象も受けました。う〜ん、私としては、音楽を聴きたいのに視覚的に忙しすぎて疲れてしまうと感じました。昔ながらの舞台演出の方が音楽とお話の流れを味わえて好きだなぁと思いました。古いのかなぁ、私。でも、デジタル融合のような新しいコンセプトを出してくるなら、私のように古くて本質的で素晴らしいものに価値を感じている観客の持つ「デジタル的な演出についての低い期待値」をひっくり返すくらいの、そして「なるほど〜、新時代が来たのね!」って納得するくらいの極上の演出にしないと、ただ新しい技術に飛びついて昔からの芸術と合わせてみたくらいのことじゃ意味がないと思うんですよね。新しけりゃいいってもんじゃないでしょ!って思うんですよ。


あと、初めてサクラメントにも行きました。カリフォルニアの州都です。観光地ではないのであまり行く人はいないかもしれませんが、クロッカー美術館というところが思いのほか良くて楽しかったです。カリフォルニア関連の古い絵画などから現代美術までいろいろあり、二つある建物のうち歴史的な建物の方は建物自体が興味深かったです。そして1回のカフェのヴェジタブルサンドウィッチが美味しかった😁おすすめです。(←行く人がいるのか。。。?)


時間の流れはゆっくりでも内容の濃いアメリカ旅行になりました。次はいつ行けるのかな〜!


(写真1:サンフランシスコオペラのロビー、写真2:クロッカー美術館)






 
 
 

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