AIに教養について訊いてみた!
更新日:9月2日
ある日、ふと思い立ってChatGPTに教養とは何ですかと質問してみました。私にとってはわかるようでわかっていないような漠然とした意味しかわからない単語なので、さてAIが何と言うか興味津々です。
まず最初にこのように出てきました。
「教養」は、簡単に言うと、人間や社会、世界について幅広く知り、物事を自分で考えるための土台となる知識や理解のことです。
ただ、単なる「物知り」とは少し違います。
ほほう!これはおもしろい!知識が豊富なだけでは、それは教養でないと言うのです。自分の中のいろいろな知識を横断的に組み合わせて、考えたり、疑問を持ったりして、物事や他者への理解を深めようとすることこそが教養だと言うのです。
これは私の予想よりずっと深そう…。
組み合わせて考えるための土台としてまず「知識」が大切だと言います。どんな知識かというと、例えば歴史、文学、芸術、科学、社会などだそう。そしてその知識を活かして、
異なる文化や価値観を理解できる
相手の立場を想像できる
一つの情報を鵜呑みにせず、自分で考えられる
知らないことに出会ったとき「知りたい」と思える
だそうです。「いろいろたくさん知ってるよ!」で満足している場合ではないということですね。
さらに私が「芸術や文学を知ることがどのように教養につながるのか」を訊いてみると、まず「大変良い質問です」と褒められました(笑)。さすがアメリカ企業のAIです。隙あらば褒めてくれる!
例えば、
「モーツァルトは1756年に生まれた」
という知識を持っているだけなら「知識」です。
そこから、
「なぜ18世紀のヨーロッパでこのような音楽が生まれたのだろう?」
「当時の社会や文化はどんなものだったのだろう?」
「現代の私たちがモーツァルトを聴く意味は何だろう?」
と考え始める。
こういうところに教養があります。
AIはさらに続けて、文学では愛、嫉妬、貧困、差別など国、文化に関係なく昔から今に至るまで私たちの周りにずっとあることを扱い、そこから正義とは何かや、自分と違う人生を生きる人をどう理解するのかを考えさせる機会を読む人に与えるのだそう。
例えば源氏物語を読んで「1000年前の人の愛や孤独」について現代を生きる読者が共感できるところを見つけられるのなら、時代や社会的背景が違っても変わらない人間の本質について考える機会になり、そこで深めた理解が教養につながっていくということのようです。
知識 → 考える → 他者や世界への理解が深まる
知識は考える素材であり、素材から受ける刺激で考える力を養って、実際に自分の外の世界を見た時に他者であったり未知の考えや文化を「わからない」「知らない」「興味ない」で思考停止するのではなく理解しようとすること、そこに教養があるようです。
芸術についても、私がよく聞くことは「難しくてわからない」「何がいいのかわからない」「役に立たない」という意見です。AIに訊いてみると、
その「わからないものをわからないまま考えてみる余地」が、教養につながる
自分には直接役に立たないように見えるものにも触れて、「これは何だろう」と考えられる力
人間って、役に立つものだけで生きているわけじゃない。芸術や文学を知ることで、自分とは違う人の感じ方や考え方を想像できるようになる。それが人間を理解する力につながる。
そうだったのか!と思いました。自分の「知っている」世界だけで物事や他者を見ると理解できなくて許容できないことが多いかもしれない。でも、教養があると、知識があって柔軟に考えることができて、そこからさらに想像できる。「思いやる」「慮る(おもんぱかる)」というのもそういうことなのかもしれません。
これまでAIにはいろいろと現実的なことを質問したことはありましたが、こんなふうにAIを使ってみたのは初めてです。とても興味深い内容になったのでここでご紹介してみました。私自身、教養がある人間になるために努力していこうと改めて思いました。



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